パッシヴ・ソーラーハウス

パッシヴとは英語のpassiveでありここでは受動的という意味である。

窓ガラスを大きくし、断熱をよくして、家の中の熱容量を大きくすることにより、太陽熱を保存する。

大規模な家ほど有利である。住宅は南に向け建てる必要がある。

窓ガラスはすべて複層の波長選択ガラスを用い太陽光の近赤外線は通すが、冬季に遠赤外線として家の中から外へと放射されるエネルギーを逃がさないようにする。

サッシュはすべて断熱性の良い木製、樹脂製とし伝導による熱損失を抑える。

ひさしは夏至のころには直射光が入らぬ長さと角度を計算して施工する。

場合によりガラスの屋根を用い、その外側を可動式すだれで遮光する方式もある。

屋根は太陽の熱が屋内に入らぬよう、反射率が高い屋根材を選び、断熱を工夫する。

二重にして通気すると効果的である。冬季には南面窓ガラスの外のデッキなどに赤外線を反射するアルミニウム製の反射鏡を置いてより多くの太陽熱を取り込む工夫もある。

入射した太陽光は壁、床で吸収される以外は対流で上昇するので、天井付近にある送風機で暖かい空気を床下に押し込む。
update:2010年03月05日