トンボとは  《雑誌・テレビ・コマーシャル》

トンボ(蜻蛉)は、春から秋にかけて発生する、細長い翅と腹を持った昆虫である。

分類上は蜻蛉目(せいれいもく、トンボ目、Odonata)という分類群をなす。全世界に約5000種類、うち日本には200種類近くが分布している。

大型種のオニヤンマから、2cm足らずのハッチョウトンボ、15cmほどのイトトンボの数種まで、さまざまな種類が知られている。

卵-幼虫-成虫という成長段階を経る不完全変態の昆虫である。幼虫は腹腔中に一種の鰓をもち、淡水中で過ごす水生昆虫で、ヤゴと呼ばれる。

成虫の頭部は丸く、複眼が大きい。約270°もの視界がある。
胸部は箱形で、よく発達した長い2対の翅を持つ。これをそれぞれ交互にはばたかせて飛行する。

空中で静止(ホバリング)することもできる。また腹部は細長く、後方へのびる。
食性は肉食性で、カ、ハエ、チョウ、ガ、あるいは他のトンボなどの飛翔昆虫を空中で捕食する。

獲物を捕える時は6本の脚をかごのように組んで獲物をわしづかみにする。
脚には太い毛が多く生えていて、捕えた獲物を逃さない役割を果たす。
口には鋭い大あごが発達しており、獲物をかじって食べる。
update:2009年09月26日